10年に1度の大寒波に襲われ、高騰した電気代に驚かされた1月。寒さのピークを迎える2月をいかにして節電しながら寒さを乗り切るか。例年にもまして、節電と防寒対策に注目が集まっている。そんな中、昨シーズンに大ヒットを飛ばし、今年も品薄状態の防寒ソックスがある。奈良の靴下産地に自社工場を構える靴下メーカー、岡本(本社・大阪市)の「靴下サプリ まるでこたつソックス」だ。
2015年の発売から累計販売数は70万足を突破。「今年は増産して臨んだが、寒気の到来が早く、完売が続いている」と、同社広報の金田麻瑚氏は明かす。
「まるでこたつ」は、その名の通り、足先から全身をほっこり包み込む温かさが好評。冷えで悩む女性たちだけでなく、テレワークで筋肉量が減ったために冷えを自覚するようになった男性客にも人気だ。
温かさの秘密は、独自の設計と素材にある。くるぶしから指4本分上にある「三陰交」は、冷え症を改善するツボと呼ばれ、刺激したり温めたりするとからだが温まるとされている。そこで、ツボにあたる部分とそれ以外で編み方を変え、温度差によって温熱刺激が加わる設計にした。
足首部分には発熱素材を、それ以外の部分には特殊な保温素材を使用。ふわふわとやわらかく、厚みがある素材で足もと全体をやさしく包む。
実は、13年にも同じ商品を「三陰交をあたためるソックス」という商品名で発売したが、売り上げが伸びなかった。15年にリブランディングし、商品の魅力がすぐに伝わる名前に変更。「若い女性にも手に取ってもらえるよう、サプリメントをイメージさせるデザインへとパッケージも変えた」(金田氏)。その甲斐あり、翌年には売り上げがリブランディング前の17倍を記録した。
February 02, 2023 at 09:00AM
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【バズる関西トレンド】改名したら売り上げが17倍に! リブランディングにより若い女性にも訴求 岡本「靴下サプリ ... - ZAKZAK
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