広陵町の靴下製造会社「後藤（正）靴下工場」が自然の力で分解される素材を使った環境に優しい靴下「ZERO SOCKS」を開発し、公式通販サイトなどで販売を始めた。土に埋めれば微生物の働きで自然に返るため、焼却の必要がなく、二酸化炭素（CO2）の排出削減につながるという。国連のSDGs（持続可能な開発目標）達成にも貢献する取り組みで、注目される。【吉川雄飛】
同社は1953年創業で、学校用靴下などの受注生産を中心に手掛ける。重量ベースで年間約10トンの靴下を製造しているが、約1割は製造過程で穴が開いたり、機械の油が付いたりして廃棄されるという。かねて大量のロスが気になっていたという後藤政弘社長が「地球にも人にも優しい靴下を作りたい」と考え、開発した。
February 27, 2022 at 04:20AM
https://mainichi.jp/articles/20220227/ddl/k29/040/174000c
靴下もSDGs 廃棄予定食品を染料に 町内の会社が開発、3年で土に返る 広陵 ／奈良 - 毎日新聞
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