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まるで裸足で畳の上を歩いているような履き心地…。和紙の靴下は ... - Business Insider Japan

kutsu.prelol.com

ここ最近、猛暑のせいで常に足の裏が汗ばんでしまう。放置すると水虫の原因にもなるため、早く対策を打たねばと思っていた。

そんな矢先、ネットで気になる素材の靴下を見つけた。

和紙で作られた靴下

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Factelier(ファクトリエ)「さらりと蒸れない和紙ローゲージソックス」税込1980円

撮影:苫米地結子

この靴下、なんの変哲もない普通の靴下に見えるが、実は和紙糸で編み上げられている。

和紙糸は通気性が良く、速乾性にも優れているので蒸れにくい。繊維には無数の小さな穴が空いており、すだれのように空気が通り抜けるのだそうだ。まさに、夏を快適に過ごすためにぴったりな素材といえるだろう。

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撮影:苫米地結子

履いてみるとサラリとした履き心地に驚く。まるで麻のような、はたまた畳の上を素足で歩いているかのような心地よさだ。

さすがに30度を超える炎天下で履くと汗ばむが、室内はもちろん、スニーカーで屋内施設を長時間歩く分には、快適に過ごすことができる。

帰宅後、靴下を脱ぐときもスルッと楽に脱げるのが快感だ。

繊維が強靭だから劣化もしにくそう

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撮影:苫米地結子

和紙糸はコットンやリネン素材に比べて繊維が強靭で耐久性にも優れているので、穴が開きにくいようだ。

靴下といえば、かかと部分がすり減ってしまったり、つま先部分に穴が空いてしまったりすることがよくあるが、この靴下なら通常の靴下よりも長持ちしそう。

蒸れにくい面と丈夫な面を持ち合わせているので、登山やウォーキング用の靴下として持っておくのもありかもしれない。

カラー展開は数色のみ

さらりと蒸れない和紙スポーツソックス(ネイビー)

さらりと蒸れない和紙スポーツソックス(ネイビー)

FACTALIER公式サイトよりキャプチャ

今回私が購入したローゲージソックスは、色の展開がホワイトのみのようだ。

スポーツソックスタイプであれば、ブラックやネイビーもあるようなので気になっている。

今後、赤や緑などコーディネートの差し色になるようなカラーもぜひ仲間に加えて欲しいなと思う。

乾き具合はそこそこ

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撮影:苫米地結子

販売サイトでは「吸水速乾性」を謳っているが、洗濯時の乾きやすさはそこそこだ。

気温や湿度にもよるが、夏場は室内干しで一晩放置して乾く程度。

まだ3〜4回ほどしか履いていないので変色は気になっていないが、白いので他の洗濯物からの色移りには用心したい。

和紙糸の主原料は「マニラ麻」

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乾燥中のアバカ(マニラ麻)。

N8Allen/ShutterStock

和紙糸の主原料は、「マニラ麻」。別名「アバカ」とも呼ばれる植物だ。

アバカは、苗を植えてわずか3年ほどで収穫でき、一度植えたら何度も収穫できることから、持続可能な資源として注目されつつある。

以前、本連載でアバカ素材のペーパーフィルターを紹介したことがあったが、最近ではアバカを使ったバッグや帽子なども注目されているようなので、そちらもチェックしてみたくなった。

環境にやさしい素材を足元に取り入れながら、快適な夏を謳歌したいと思う。

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August 14, 2023 at 04:30PM
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