気付いてみれば、各方面で大活躍の1年だった。しかし今年に入り、フリーアナ・鷲見玲奈にとっていよいよ本丸となる仕事にチャレンジしている。今年1月期に放送されたドラマ「アプリで恋する20の条件」(日テレ系)に女優として出演。なんと、こともなげにキスシーンを演じたのだ。
「彼女の度胸に度肝を抜かれた」と話す、女子アナ評論家の丸山大次郎氏によれば、過去に出会いを目的としたアプリで知り合った男性との交際が週刊誌に報じられた、その直後に同ドラマ出演したことに「挑戦的だと思いましたね」とのことだ。「キスシーンはちょっと素人っぽさが出ていて生々しく、『ふだんもこんな感じかも』と思わせた」(丸山氏)
実は彼女、学生時代から女優志望だったのである。
「芸能プロにも所属し、高校時代はオーディションのたびに地元の岐阜と東京を往復していた。20歳の時には『デプレッション』という映画でヒロインを演じました。残念ながら現在のような豊かなバストは確認できませんが、冒頭からシャワーシーンを演じる体当たりぶりでした。しかし、主演俳優の不祥事が原因でお蔵入りに。惜しくも幻の作品となっています。今となっては超“至宝”映像ですよ」(芸能記者)
リベンジする好機が訪れたのだ。ぜひとも、今後も体当たり演技に期待したい。所属事務所の関係者が語る。
「『演技の仕事があればやりたい』と意欲を見せています。特に『意地悪な役、誰かをいじめる役がいい』と言っていて、女子アナのイメージを払拭したいようです」
その心意気やよし。女優としても、NGなしを貫き通してほしい。となれば、豊かなボディを今以上に晒して、ベッドシーン女優まっしぐらである。妖艶さを極め、フリーアナとして現在の頂点に君臨する、田中みな実にも肉薄するだろうか。
「実際に鷲見は田中を意識していて、脱ぎっぷりのいいグラビアを参考にしている。田中も演技が怪演として注目されましたが、同じ路線を歩みそうです。『みな実さんは次元が違う』と下手に出てはいますが、最大のライバルでしょうね」(芸能記者)
ところで、女優業はまだ試運転ながら、稼ぎっぷりも局アナ時代とは変わってきた。バラエティ番組スタッフが言う。
「鷲見は積極的に発言をして番組を盛り上げてくれますが、まだギャラは比較的安い。ゴールデンタイムの番組相場で1時間30万円とされています。コロナ禍でテレビ局の制作費が削減されている中、コスパのよさが目立つんです。実際、昨年8月に大手広告代理店が極秘で行った、コスパがいいタレント調査で、フワちゃんや池田美優を抑えて1位に輝いている」
レギュラーはCS放送が2本に、会員向け配信番組というのが現状だが、ゲスト出演は引く手あまたで、CMもゲットしている。数々のグラビアをこなして、カレンダーは同じ年に2度も発売される。
「鷲見はバラエティ番組で以前、結婚相手に求める条件として、自分より年収が上であることを挙げていた。局アナ時代は年収700万円ほどだったとも明かしているのですが、まだCM契約料が安いと見積もっても、着実に倍以上は稼いでいるでしょう。結婚相手のハードルも上がりました」(広告代理店関係者)
もちろん女優業が軌道に乗れば、以後も倍々ゲーム。まだまだ、肌見せぶりも稼ぎぶりも明日への助走期間と言えよう。
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