靴磨き職人の市原レオンさん(24)が四月、関市小屋名に靴磨き専門店LEONをオープンした。中学一年の時から靴磨きを始め、十三年目での開業。発達障害があるが、その特性を強みと捉え、県内唯一の専門店として歩みだした。 (秋田耕平)
マンションの一室に店舗を構える。木目調の落ち着いた雰囲気で、市原さんが磨く様子を客は目の前で見ることができる。「靴磨きの所作や雰囲気を味わってほしいので、その場磨きをお勧めしている」と話すが、郵送も受け付けており、一日に六十足以上を磨くこともある。汚れ落としのクリーナーや靴に栄養を与えるクリーム、オイル、ワックスなど、用具は全て手作りの特製だ。
市原さんには発達障害がある。しかし、「その特性が武器だし、靴磨きの道へ導いてくれた」と受け止める。どういうことか。げた箱に収めたままで、うっすらほこりをかぶっていた記者の革靴を磨きながら、話し始めた。
革好きの家庭に育ち、物心がついた時には革靴を履いていた。革の手入れにも興味を持っており、野球のグラブやスパイクを手入れするのが好きだった。
次第に、靴磨きにも興味を持つようになる。「母親の靴を手入れすると喜んでくれた。今...
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May 02, 2021 at 09:23AM
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発達障害を強みに靴磨き続ける 関で市原さん、県内唯一の専門店 - 中日新聞
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