一歩前に進みたいとき、背中を押してくれる存在がいるだけで気持ちは大きく変わるだろう。となりで見守ってくれる人か、自らの行動で示してくれる人か、真柴(川口春奈)には二人の味方がいる。
『着飾る恋には理由があって』(TBS系)第7話では、真柴を追って初島に来た駿(横浜流星)と葉山(向井理)が、実家で鉢合わせすることに。
バイヤーの夢へと一歩を踏み出すために生まれ故郷である初島に帰ってきた真柴。しかし仕事は思うように進まなかった。そんな時、葉山はすぐに真柴の元にやってきてくれる。しかし、真柴を追ってきたのは葉山だけではなく、駿もまた初島に駆けつけていた。
故郷の島で過ごすうちに真柴は、どんな時もとなりで支えてくれているのは駿だとわかる。改めて絆が深まる二人だったが、その裏では葉山も徐々に真柴への想いを募らせていた。
「となりにいるよ」と優しく声をかける駿は、真柴が頑張る姿をいつも側で見守り、誰より真柴の“真実の姿”に目を向けている。華やかな世界で多くのフォロワーから支持されている一方で、“スマホに夢中になり、華やかに見せることで承認欲求を満たしている”と誤解されがちな真柴。しかし実は誰にでも親切で、仕事に対しても一生懸命。夢と信念を持ち努力を怠らないのが本当の姿だろう。SNSでは見えていない部分まで、駿はしっかりと見ているのだ。
しかし葉山は、また違ったアプローチで真柴を支える。はっきりと自らの“やり方”を示すことで、仕事や人生に迷う真柴をリードしているのだ。時には言葉で伝え、時には背中で伝え、真柴が悩むたびにきちんと「答え」の方向に導いている。駿が黙って見守っている一方で、答えを示す葉山のやり方はわかりやすく頼もしく映るかもしれない。
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