「靴下屋」を展開するタビオの「親指サック」が好調だ。同商品を親指に着用すると、爪先が靴下に直接あたらないようになる。「親指の爪先のせいで靴下に穴があいてしまう」という顧客の不満を解消するためのアイテムだ。着用時に指抜けしないように、履き口を口ゴム仕様にしている。
親指サックを販売しているのは、「靴下屋」「Tabio」「TabioMEN」といった約160の店舗とオンラインショップで、現在も品薄の状態が続いているという。なぜ、このような商品を開発するに至ったのか。広報担当者に聞いた。
2015年3月にある顧客から送られてきたメールが開発のきっかけとなった。メールには、「足の親指が長く、かつ上に反っているので、靴下にすぐ穴が開いてしまいます」「親指カバーを商品開発していただけませんか」といったことが書かれていた。このメールを創業者が読み、同年11月にメンズソックス2店舗とオンラインストアで紳士用の親指サックをテスト販売した。ただ、当時の売れ行きは思わしくなかったという。
20年9月、同社は公式Twitterで紳士用親指サックスのことを投稿した。すると、思った以上の反響があっただけでなく、「女性用サイズも欲しい」という要望が寄せられた。21年2月に女性用の開発に着手。同年7月にWeb限定で販売をした。同年9月に公式Twitterでタイツ着用時に利用するのはどうかと提案したところ、再度注目されるようになった。
以前は、1ペア(両足用に各1個の計2個)220円で販売していたが、現在は2ペア(計4個)で550円となっている。
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SNSで認知度向上
現在品薄になっているのは、4月にSNS上で話題となり、5月からさまざまなメディアで紹介されるようになったためだという。5月の売り上げは3月と比べ約4倍になっている。広報担当者は売れ行きが好調な背景について「親指部分が破けやすく、以前からお困りだったお客さまが一定数数いらっしゃり、そうした方々に、親指サックの存在が伝わったことによるものだと思われます」と回答した。
当初は男性用として開発した親指サックだったが、女性用としてもブレークした。SNSで認知度が向上したこともヒットの背景にありそうだ。
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June 08, 2022 at 03:00AM
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/08/news037.html
品薄状態が続くタビオ「親指サック」 発売当初は低調だったのに、ジワジワと伸びていった背景 - ITmedia ビジネスオンライン
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