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廃炉作業の東電社員が内部被曝…放射性物質付着の手袋で顔に触れる - 読売新聞

 東京電力は11日、福島第一原子力発電所の廃炉作業をしていた50歳代の男性社員が内部被曝ひばくしたと発表した。体内に取り込んだ放射性物質は微量で、今後50年間の被曝線量は最大0・43ミリ・シーベルト。健康に影響のないレベルだという。

 男性社員は10日、高濃度汚染水がある建物内で配管を点検していた。装着していた全面マスクのくもりを取ろうとした際、誤って放射性物質が付着した手袋で顔に触れ、鼻から吸い込んだとみられる。

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