
幼児から小学生にかけて、驚くようなスピードで成長していく子どもの足。「この間買ったばかりなのに」と、出費に悩まされる保護者も多いことでしょう。しかし、先を見越して大きすぎる靴を購入すると、子どもの足の成長を妨げることも。正しい靴選びのポイントについて専門家に伺います。
話を聞いた人 寺杣 敦行さん FHA認定 バチェラー(上級)シューフィッター/幼児こども専門シューフィッター
(てらそま・あつゆき) FHA(足と靴と健康協議会)認定、バチェラーオブシューフィッティング (上級シューフィッター)。「シューフィッター養成講座幼児子ども専門コース」講師。日本靴医学会準会員。子どもの頃からの靴好きが高じ、皇室御用達の靴メーカーに入社。15年間勤務ののち独立し、ベビー&チャイルドシューズサロン「ジェンティーレ東京」をオープン。足の発育を妨げない、本物の子ども靴を企画・販売している。
歴史の浅い日本の靴文化、単なるファッションと誤解も
――そもそも「適切な靴の選び方は?」という質問に対し、子どもはもちろん、大人も明確な答えを示しにくいように思います。靴の選び方についての正しい知識が広がってないように感じるのは、何か背景があるのでしょうか? そもそも、靴が日本に入ってきたのは明治維新の頃です。それも、当初は貴族や政府高官などエリート層に限られていましたから、庶民も靴を履くようになったのは、せいぜいここ70年ほどのことです。そうした背景もあり、靴に関する正しい知識はまだまだ浸透しておらず、あくまでファッションアイテムのひとつという認識が強い。 しかし、デザイン性、および、値段ばかりを重視し、足によくない靴を履き続けると、生涯にわたって足や体のトラブルを抱えるリスクが高まります。とくに、保護者~高齢者の世代は、おしゃれ靴の悪影響を強く受けている。自身がひどい外反母趾に悩んでいるため、「せめて子どもには正しい靴を」と私の店をたずねて来られるケースが珍しくありません。 足は体全体を支える基礎です。家を建てるとき、基礎がしっかりしていないと大変なことになりますよね。人間の体もまったく同じで、足に合っていない靴を履き続けると、歩き方がゆがみます。 そして、歩き方がゆがむと、他の部分でカバーしようとするんです。その結果、足指(あしゆび)の変形はもちろん、足首、ヒザ、股関節、背骨、首……と、体全体にゆがみが生じていく。足、そして、体全体の健康を守るためには、小さなうちから、正しい靴の選び方・履き方を身に付けておくのが重要なのです。
May 21, 2021 at 10:47AM
https://news.yahoo.co.jp/articles/f17995c234a36ac22a8721ee4ae3c9e963b84bdf
急成長する子どもの足、正しい靴選びのポイントは 「大きめ」が危険な理由(朝日新聞EduA) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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