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増田貴久、35歳で高校生役は不安一切なし!?「すんなり受け入れた(笑)」 衣装合わせのスタッフの笑いで自信に - ORICON NEWS

 6日より放送がスタートした、人気グループ・NEWS増田貴久が主演、女優の池田エライザが共演するNHK総合“よるドラ”『古見さんは、コミュ症です。』(毎週月曜 後10:45〜11:15 全8回)。制作発表の際「35歳の増田が高校生を演じる」ことが話題となったが、取材で増田は「ネット上で見るまで信じて疑っていなかったですね、一切」とし、「違和感なくすんなり受け入れた(笑)」とオファーを受けた時の心境を打ち明けた。

 同作は、見た目は誰もが振り向く美少女であるものの、極度のコミュ症で他人に話しかけようとすると緊張で表情が固まってしまう高校1年生の古見硝子が、「友達を100人作る」ことを目標に頑張るコミュ症コメディー。『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載中の同名漫画が原作で、10月からはテレビアニメの放送も決まっている。※「コミュ症」という言葉は医療用語でも若者ことばでもなく、コミュニケーションが苦手な状態を指した原作オリジナルの略称。

 ごくふつうの男子高校生・只野仁人(増田)とちょっと風変わりな女子高校生・古見硝子(池田)とのふれあいを通して、“人付き合い”でたまに胸が締め付けられる全ての人たちに、いやしのひとときを届ける物語だが、作品の印象について増田は「一話から読み始めてファンになりました。『古見さんかわいいな〜、いいな〜』と(笑)」とにっこり。「個性豊か、印象的なキャラクターが多かったので、どんどん、ワクワクしながら読んでいました。作品の世界観も優しくてすてきで面白い、『古見さんかわいい!』という感じです」と説明した。

 『古見さんは、コミュ症です。』のドラマ化が決定し、キャストが発表された際、「35歳の増田が高校生を演じる」ことがネット上で話題となった。オファー時については「『まだ、高校生の役をいただけるんだ!』と、違和感なく自分ではすんなり受け入れました(笑)。実年齢が35歳で高校生が15、16歳と考えた時『できるかな?』という前に、普通にうれしい気持ちが生まれてました」と告白。

 その後、ネットニュースなどを見て「『35歳で高校生役』などネット上で見るまで、信じて疑っていなかったですね、一切(笑)」と世間の反応に驚いたとし、「でも、今の年齢だからこそ役への理解ができたと思います。人付き合いの経験を経た今の年齢になっていなかったらできていなかったと、撮影中感じていました。今の年齢でこのお話をいただけたことはうれしいですし、よかったなと思います」と35歳だからこそできた役作りだったと打ち明けた。

 また、「漫画原作の実写なので、元々好きだった人たちのことを裏切りたくないですし、そこにも認めてほしいというのが大前提としてあります。『35歳で高校生をやるんだね』と友達からメールが届きましたし、ネットニュースで『増田貴久、35歳で高校生役に』という文言を見て、そのような目線を超えていきたいと思いました」と意気込み。

 そして、35歳でも高校生を演じられる手応えを感じたエピソードとして「衣装合わせの時にスタッフさんが全員『(高校生役)全然、行ける!』と笑っていました。『高校生役はちょっと無理がある』と思っていたのが、メイクさん、監督さんも『全然、大丈夫ですね!』と周りのみなさんが安心して笑ってくれたんです。その瞬間、僕はより一層安心して、自分が信じたことが確信に変わりました(笑)」と振り返った。

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