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“2010年代最強TVスター”オードリー、2020年はさらに飛躍 出演ランキングそろってTOP10 - ORICON NEWS

 テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは2日、『2020テレビ番組出演本数ランキング』を発表した。帯番組出演者が上位を占めるなか、お笑いコンビ・オードリー若林正恭が4位(496本)&春日俊彰が7位(433本)とコンビそろってベスト10入り。今年結成20周年のベテラン芸人となったが、単独でもコンビでも幅広い番組に出演し、年間1位を獲得した2010年を彷彿とさせるような“新・黄金期”を迎えている。

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 若林はテレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』や『激レアさんを連れてきた』、フジテレビ『潜在能力テスト』など、単独出演ではMCとして活躍。今年6月には『セブンルール』を卒業したが、山里亮太との日本テレビ不定期番組『たりないふたり』や、松本人志と初の本格タッグとなったTBS特番『審査委員長・松本人志』などに出演し、昨年よりも約70本も出演番組を増やして7位から4位へ上昇した。3位の立川志らくとも1本差という僅差だった。

 一方の春日も、単独のレギュラー番組はTBS『炎の体育会TV』のみだが、同局『水曜日のダウンタウン』では無謀な企画へのチャレンジやドッキリのターゲットなど、ほぼレギュラーのように出演。テレビ東京『ポケモンの家あつまる?』や日テレ『秘密のケンミンSHOW 極』などにゲスト出演し、9月放送のテレビ東京系ドラマ『レンタルなんもしない人』では、俳優としても存在感を発揮するなど、多彩な番組で引っ張りだこだった。

 コンビでは、テレ東『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』『超かわいい映像連発!どうぶつピース!!』、日テレ『ヒルナンデス!(水曜)』『スクール革命』、フジ『でんじろうのTHE実験』など、お昼やゴールデンタイムのファミリー向け番組が中心。一方、深夜放送のテレ東『あちこちオードリー』『日向坂で会いましょう』、日テレ『オードリーのNFL倶楽部』など、コアなファンをうならせる番組も担当している。

 彼らの絶好調ぶりを示し、視聴者からの反響も大きかったのが、5月1日に2時間にわたって放送されたTBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』スペシャルだった。2人への13時間にも及ぶ超ロングインタビューをもとに、丁寧な再現ドラマと本人たちのトークでオードリーの歴史を徹底的に紹介。若林が亡くなった父親との思い出を語り、ふいに目に涙を浮かべたシーンは、視聴者の心を打った。中学生時代からの友人の2人の多数のエピソードは2時間では収まりきらず、6月19日にはオードリー特集の第2弾も放送された。

 オードリーは2008年末の『M-1グランプリ』で一気にブレイクし、2010年には『年間テレビ番組出演本数ランキング』で1位を獲得。以降も帯番組には出演せずとも、常にランキングの上位をキープしてきた。そんな“2010年代の最強テレビスター”が、新たな時代となる2020年代に突入して、さらにパワーアップしている。

 飛躍を続ける彼らは、どんなことを考えながらテレビに出演し、何を目指していくのか。彼らの本音は、配信限定ライブも好評だった『あちこちオードリー』、そしてテレビ出演本数にはカウントされないラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週土曜 深1:00)でじっくり楽しみたい。

■2020タレント番組出演本数ランキング ※( )内は出演本数
1位(548)博多大吉【博多華丸・大吉】
2位(521)設楽統【バナナマン】
3位(497)立川志らく
4位(496)若林正恭【オードリー】
5位(441)林修
6位(437)近藤春菜【ハリセンボン】
7位(433)春日俊彰【オードリー】
8位(424)博多華丸【博多華丸・大吉】
9位(408)粗品【霜降り明星】
10位(407)岡田圭右【ますだおかだ】
11位(404)加藤浩次【極楽とんぼ】
12位(403)上田晋也【くりぃむしちゅー】
13位(402)国分太一【TOKIO】
14位(401)坂上忍
15位(393)松丸亮吾
16位(389)せいや【霜降り明星】
17位(385)新井恵理那
18位(376)澤部佑【ハライチ】、山里亮太【南海キャンディーズ】
20位(368)小峠英二【バイキング】

【調査概要】
調査項目:タレント番組出演本数(出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2020年1月1日〜11月29日
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
・グループ出演と個人出演の合算にて集計
・放送局所属のアナウンサーは対象外とする
・通販番組出演者は対象外とする
・再放送番組は対象外とする
・ナレーション出演は対象外とする
(すべてニホンモニター調べ/同社サイト:http://www.n-monitor.co.jp/pdf/20201202ban.pdf)

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