『魔進戦隊キラメイジャー』の劇場版『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』が『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』との３本立て興行『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』として、２月20日より公開中である。
木原瑠生(きはら・るい)。1998年生まれ、東京都出身。「劇団番町ボーイズ☆」メンバーとして2016年より多くの舞台に出演。並行して、ダンスヴォーカルグループ「銀河団」のメインボーカルとしても活動。2021年１月に、ファースト写真集「閃光」を発売した。撮影:大塚素久(SYASYA)
そのストーリーは、テレビシリーズのエピソード21、22に登場した悪役ヌマージョの妹で"悪夢のマエストロ"と自称する魔女・ミンジョ(演:壇蜜)が登場し、キラメイジャーたちを「夢の世界」に閉じ込め、大苦戦させるという内容。ファンタジックな夢の世界で巻き起こる数々の不思議な出来事に翻弄されるキラメイジャーが、いかにして反撃に出るか、が大きな見どころとなった。
映画公開記念インタビューの今回は、キラメイイエロー／射水為朝を演じる木原瑠生が登場。ｅスポーツの名手であり、射撃の腕も抜群。研ぎ澄まされた鋭敏な感覚と冴えわたる頭脳、そして仲間を想う熱き心によって、キラメイジャーの危機を幾度も救ってきた為朝というキャラクターには、木原が憧れる"理想のヒーロー像"が投影されていた。自身も大の特撮ヒーローファンだという木原に、キラメイジャーの１年間で出会ったかけがえのない仲間のことや、自分自身の"変化""成長"を実感できたこと、そして今後の大きな"夢"と"目標"について話してくれた。
――『キラメイジャー』で為朝を演じられた、この１年間で木原さんご自身が変化、成長したのは、どんなところでしょうか。
それまでの自分は、他人との関係についてあまり興味がわかなかったところがありましたが、『キラメイジャー』の撮影に入って、キャスト、スタッフ共とてもいい人たちにめぐりあったことで、"大切な人"がたくさんできたと実感したんです。僕自身も「変わらなきゃ」と思っていたのですが、ここまで心境が変化するとは……と驚いています。人への接し方、話し方など、『キラメイジャー』の１年間で身についたことはとても多く、関わられた方々すべてに感謝したいです。
――為朝はキラメイジャーの行動隊長ポジションといいますか、リーダーの熱田充瑠／キラメイレッド(演:小宮璃央)をフォローしつつ、戦いにおいて作戦を立て、仲間を導く役割を担っていますね。
為朝メイン回のときは、仲間のみんなからよく「主人公ムーブしてるよね」って言われたりします(笑)。それって、いい意味で"カッコいい"為朝が描かれてるってことなんですね。為朝はいわゆる"デキる奴"で、総合的にカッコいい男。僕が演じることによって、為朝の魅力をいかに引き出せるか、を常に考えながら芝居をしていました。
僕は幼いころからずっと特撮ヒーローが大好きなので、ヒーロー的な見せ方について、ひとつひとつの動作にこだわりを持ちながらやっていました。為朝がヒーローっぽい、カッコいいと言ってもらえると、僕の演技の狙いが成功したんだと思えて、うれしいですね。
――特撮ヒーローへの思いが強い木原さんですが、１年間にわたり為朝を演じ、そのヒーロー像をしっかり"貫いた"という実感はありますか?
為朝を演じるにあたり、モデルというか"目標"に置いたヒーローがいるんです。その人の情熱の持ち方を思い浮かべながら、１年間撮影をやっていたところがありました。最初のほうから、自分の中で為朝をどんな風に演じるかは固まっていましたが、自分のやりたい方向、ヒーローとしてこういうことを表現したい、ということをやらせていただきつつ、合間にコメディタッチな部分を徐々に入れ込んだりして、為朝を作り上げていった感じです。
――ぜひ、そのヒーローの名前を教えてください。
僕が子どものころから憧れていた『ウルトラマンダイナ』(1997年／円谷プロ)のアスカ・シンです。放送当時はまだ生まれていなかったのですが、兄がウルトラマン(ティガ、ダイナ、ガイア)の大ファンで家に玩具やDVDが残っていて、それで僕も熱中していました。アスカの胸に燃え上がる"情熱"は、為朝を演じる上でとても大事なものになりました。
――為朝は仲間たちの意外な行動や突拍子もない発言に対し、「うぉい!」と絶妙なるツッコミを入れる部分が印象に残りました。
初期の台本に、為朝のセリフで「うぉい!」があったんです。読んだとき、これは１年を通じて為朝が言う定番になるなと思って、取材を受けたときにも「"うぉい!"を今年の流行語大賞になるくらい流行らせたい」なんて言ってるんです(笑)。ノミネートはされませんでしたけど……でも、『キラメイジャー』内の流行語では、時雨の「変だよね」、宝路の「ワンダー!」に並ぶワードとして為朝の「うぉい!」があると思います!
――クールな戦いとコミカルなツッコミ、２面をこなすことができたのはキャラクターとして"強い"ですね。
ストレートにカッコいいヒーローとしての為朝をお見せしたい、という想いもありますけど、コメディ演技も好きなので(笑)。自分がカメラに映っていて、特にセリフのないときは後ろでヘンな動きやろうぜとか、キラメイジャーの男メンバー４人はみんなそんな感じでしたね(笑)。
――時雨の水石亜飛夢さんも、宝路の庄司浩平さんもコメディが好きとおっしゃられていましたし、みなさん隙あらばギャグ的な演技を入れ込んでみようと競いあっている印象がありました。
みんな"笑い"が好きですけど、方向性が少しずつ違っているのが面白いんです。浩平は昭和のオーソドックスなお笑いも守備範囲ですし、亜飛夢くんは"漫才"系とか喜劇映画が好み。僕はバラエティ番組のコント系が好きで、為朝の演技にはコント的な要素も採り入れようとしていました。
からの記事と詳細
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiMGh0dHBzOi8vbmV3cy5teW5hdmkuanAvYXJ0aWNsZS8yMDIxMDIyNy0xNzU2OTcxL9IBAA?oc=5
エンタメ
Bagikan Berita Ini
0 Response to "『キラメイジャー』木原瑠生、この1年間で「大切な人がたくさんできた」自身の変化に驚き (1) - マイナビニュース"
Post a Comment