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サンダルで夏を涼しく 靴下とのコーデ、コツ教えます|NIKKEI STYLE - Nikkei.com

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EDIFICE新宿店の板垣宏明さん

涼しくて開放感があり、夏のコーディネートに清涼感も与えてくれるサンダル。街中でよく見かける“ご近所履き”だけでなく、ワンランク上の履きこなしにも挑戦してみたい。旬のサンダルの選び方や近年定着してきた靴下と合わせるコーディネートのコツについて、東京・新宿にあるEDIFICE(エディフィス)新宿店の板垣宏明さんに聞いた。

定番の人気衰えず 個性派ビーチサンダルにも注目

――夏はサンダルが活躍します。板垣さんもよく履きますか?

「週に5日か、多い時は6日くらいは履いています。大好きなアイテムです。もちろん、お客様にサンダルを使ったコーディネートを提案するために、意図的に履いているという側面もあります」

――今年はどんなサンダルが人気ですか?

「まずはBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)ですね。ここ数年、海外ではセレブを中心に、質の良い定番アイテムを再評価する“原点回帰”の動きがあったので、その影響でしょう。今年はエディフィスをはじめ、幅広いセレクトショップが別注モデルをリリースしています」

――個人的に気になっているサンダルは?

「ビーチサンダルですね。2015年にスタートしたHAYN(ハイアン)など、ハワイ発の新鋭ブランドがユニークなデザインのものを次々に出しています。王道のブランドとはまた異なる、新鮮な柄や色使いが魅力です」

ビルケンシュトック(奥左)、キーン(同右)、ハイアン(手前)のサンダル

――サンダルを選ぶとき、何を意識していますか。

「これまではデザイン重視でしたが、50代が目前に迫った今は履き心地も気にするようになりました。いくらかっこいいものでも長く履いていると疲れますからね(笑)。その観点で言うと、KEEN(キーン)のサンダルを履くことが増えましたね。特に、登山靴などにも使われるビブラム社のソールが採用されているものは、立ち仕事をしていても疲れにくいです」

――サンダルを選ぶとき、どこに気をつけたらいいでしょう。

「サイズですね。ぴったりのものは、かえって窮屈で疲れやすくなります。素足で履くなら指1本分、大きめのサイズがいいでしょう。靴下と合わせるなら、指1本半分ですね」

サンダルのコーデ 格上げポイントは「目立たせない」

――板垣さんはスーツ、スポーツウエア、ミリタリーウエアなど幅広いジャンルの服を取り入れたユニークな着こなしを提案しています。普段のコーディネートでこだわっていることはありますか?

「定番のアイテムを使って、ありきたりではない組み合わせをすることですね。例えば、スポーツブランドのショートパンツにワークウエア風のベスト、そこに上品なカットソーを合わせるようなイメージです。一つのコーディネートに様々な要素を取り入れるのが好きです」

「色使いも、人とかぶらない組み合わせを考えています。最近は同系色でそろえるワントーンコーデが流行ですが、僕は暖色と寒色のようなコントラストのはっきりした色を合わせるのが好きですね。難易度の高い色使いですが、街中の看板など、身近な場所にある色に注目すると、相性のいい組み合わせを見つけやすいですよ」

「革靴と相性のいいコーディネートに、あえてサンダルを合わせると個性のある着こなしに仕上がります」と板垣さん

――サンダルを使ったコーデのポイントを教えてください。

「一見して『サンダルを履いている』と思われないようなコーディネートにしています。例えば、ありきたりなショートパンツではなく、スーツや上品なスラックスに合わせるようなイメージです」

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July 06, 2022 at 01:00AM
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM303XB030062022000000

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