子どもの頭部とみられる人骨の一部が見つかった山梨県道志村山中の捜索で、後に発見された靴下と子ども用の左右の靴が、同じようなサイズであることが30日、捜査関係者への取材で分かった。靴は2019年に行方不明となった小倉美咲さん(9)=千葉県成田市=のものと類似しており、山梨県警は30日も40人態勢で捜索を継続、枯れた沢の周辺斜面を重点的に調べた。
靴下が見つかったのは、人定不明の人骨があった地点から沢沿いに200~500メートル上方の斜面と新たに判明。靴はその数メートルの範囲にあった。
当時、美咲さんがはいていた靴下は花柄。今回見つかったものは劣化して黒くなっており、色合いの判別が難しい状態だった。
捜査関係者によると、美咲さんが行方不明となったキャンプ場からは、南西方向に出た後、東に向かって沢付近に至る林道が存在する。大人で約30分かかるが、子どもでも十分歩けるという。
人骨は4月下旬、キャンプ場から東に約600メートルの沢沿いで発見。県警はDNA型鑑定で骨の身元特定を進め、関連を慎重に調べている。美咲さんは19年9月に、母親や友人家族らとキャンプ場を訪れていた。〔共同〕
April 30, 2022 at 06:42PM
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE301X10Q2A430C2000000/
靴下も子どもサイズ 山梨女児不明、劣化で色判別は困難 - 日本経済新聞
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