かつて綿花の産地で、「繊維のまち」として栄えた奈良県大和高田市で、靴下のメーカーが原料となる綿花の栽培に取り組むことになり、２日、種まきが行われました。
この取り組みは、横浜市の靴下メーカーが大和高田市に新たな工場を建設するのに合わせて行うもので、工場の隣で育てた綿花を原料に靴下を作ることにしています。
２日は、工場の建設予定地で神事が行われたあと、従業員や地元の人たち２０人余りが広さ４０００平方メートル近い畑に綿花の種をまきました。
綿花はことし秋に収穫する予定で、メーカーでは原料作りから製品化まで一貫して県内で行うことで、環境への負荷が少ない靴下作りをめざしたいとしています。
靴下メーカー「三笠」の奈良工場の田垣内健 工場長は、「ここはかつて綿花の栽培地として栄えた地域なので、今回の取り組みを若い世代に知ってもらい、地域を盛り上げる町おこしにもつなげたい」と話しています。
May 02, 2022 at 01:01PM
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220502/2000060779.html
靴下メーカーが原料となる綿花栽培始める 大和高田｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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