横浜市に本社を置く靴下メーカー「三笠」が、奈良県大和高田市市場で建設予定の新工場に隣接する畑で綿花の栽培を始めた。地域での持続可能な産業活性化を目指すことが目標。2024年末までに稼働する予定の工場では、靴下の原料となる綿花の栽培から靴下生産まで一貫した製造工程を実現する。
同社は既に葛城市で奈良工場を稼働。さらに甘利茂伸社長(59)の母親の実家が大和高田市に隣接する広陵町の靴下メーカーだったこともあって、同市での事業展開を決めた。
大和高田市周辺は江戸時代から「大和木綿」の産地として知られ、靴下生産では国内屈指の規模を誇る。三笠は新工場の敷地に隣接する田んぼ約4000平方メートルを借りて、綿花を栽培する。収穫後の綿花は新工場で生産される靴下に使用され、将来的には素材から編み上げまでの全てを地域でまかなった靴下を発売する予定。また、地元で働きたいという若者を増やそうと、工場を「オープンファクトリー」として開放し、地域の学校などからの見学を随時受け入れる考えだ。
綿花畑では2日、「種まき祭」が行われ、社員ら約20人が綿花の種を次々とまいていった。甘利社長は「日本一の靴下産地である奈良を盛り上げるため、微力でもこの事業を続けていきたい」と話している。
今後、希望者には収穫などの農作業を体験してもらうことも計画している。問い合わせは、三笠奈良工場(0745・48・9050)。【浜名晋一】
May 09, 2022 at 09:19AM
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工場隣接の畑で綿花栽培、靴下生産へ 奈良でかなえる一貫製造 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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