伊藤誠
靴下の製造過程で出るリング状の端切れを使った「靴下リサイクル作品展」(広陵町商工会主催)が、奈良県同町笠の町商工会館で開かれている。編んだり貼ったりして作ったマットやタペストリー、実用小物など、県内外から寄せられた282点が展示されている。
端切れは町内を中心とした約30の靴下製造業者が提供。通常は産業廃棄物として処分される端切れを再利用することで、町特産の靴下を知ってもらうねらいもある。新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止されたため、3年ぶりの開催となった。
これまでの作品展などでつながりのある福祉施設や編み物教室に端切れを送り、作品にしてもらった。端切れを切って太いひもにして三つ編みにしたり、端切れをほぐして糸にしたりして材料に使う。色とりどりなので、様々な模様をデザインすることも可能だ。
広陵町長賞に選ばれたのは三重県の女性の貼り絵で、有名な菱川師宣の「見返り美人図」を再現している。額入りで縦約78センチ、横約40センチ。細かく裁断した端切れを色分けして丁寧に貼り重ねてあり、町商工会の西川美和子事務局長は「廃材を再利用しているとは思えない出来です」と驚く。
作品展は20日まで(土日除く)。入場無料。22、23日は町図書館(同町三吉)で開催する。問い合わせは町商工会(0745・55・3535)。(伊藤誠)
October 13, 2022 at 07:10PM
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靴下からでる廃材で「見返り美人図」も、奈良でリサイクル作品展:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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