テレワークをはじめとする新しい生活様式が急速に広まるなか、これまでのビジネスカジュアルに比べ、より一層軽装化した、全く新しいワーキングスタイルが浸透しつつある。その好例が、下のニットジャケット、ポロシャツ、ストレッチパンツのような端正さと快適さを兼備したもの。当然、合わせる靴&カバンにもさらなる軽快さが求められている。サラッと持って&サラッと履いて、外回りでも強力な味方になり得る、靴&カバンを考察した。
市民権を得て種類の増えた「ドレススリッポン」
臨機応変さが求められるニューノーマルな時代に、改めて注目されているのがスエード素材のドレッシーなスリッポン。軽快さと品格を併せ持つこの靴ならオン・オフの境なく履くことができる。
■PANTOFOLA D’ORO(パントフォラ・ドーロ)
職人によって丁寧に編み上げられたイントレチャートのレザースリッポンは、超絶技巧が夏の着こなしを足元から格上げ。 4万7000円(カメイ・プロアクト)
■LETTERESE(レッテリーゼ)
有名ブランドの靴も手掛ける、ナポリの実力派ファクトリーブランド。イタリア伝統のタンポナート染色を施したアッパーは、深みのあるネイビーが着こなしに箔をつける。 4万6000円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)
■OFFICINA SLOWEAR(オフィチーナ スローウエア)
ヴィンテージライクなカーフスエードのアッパーは、品の良さとカジュアル感が好バランス。エスパドリーユ型のスリッポンで形もほっそりしており、合わせるパンツを選ばない。 4万円(スローウエア ベネツィア 東京丸の内店)
■AMB(エーエムビー)
上質なブラウンスエードのアッパーにブラックのソールを合わせた、ありそうでないカラーバランスがなかなかシック。足入れのしやすさも自慢のオリジナルレーベルは、プライスも魅力的。 2万円(ハイブリッジ インターナショナル)
■TOMORROWLAND(トゥモローランド)
腕利きファクトリーにオーダーした、高級感溢れるオリジナルスリッポン。滑らかなスエードと白さ際立つラバーソールの組み合わせは、クリーンな印象に貢献。ソールは耐摩耗性に優れ長く愛用できる。 2万2000円(トゥモローランド)
September 03, 2020 at 01:00AM
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO6305996026082020000000
新常態のワークスタイルに 軽快さを添える靴とかばん|Men\'s Fashion|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞
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