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走りやすいランニングシューズを履き続けるリスクとは?─独で研究発表(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

kutsu.prelol.com

ランニングやウォーキングをする人、いや現代人の大半にとって気になる「靴」をめぐる研究結果が、フットウェア先進国のドイツから出た。これからひと歩き、ひとっ走りしようとしている人は、足を止めてご一読を──。 つま先が反り上がった靴は履き心地いいが、足の筋肉を弱め、ケガのリスクを高めるかもしれない。 「トゥスプリング」として知られるこのカーブは多くの靴、とくにトレーニングシューズにおなじみの仕様だ。歩くときや走るとき、足先が前に進むのを助け、ぶ厚くてクッション性のあるソールの心地よさを高めてくれる。 だが、どこにでもあるこのトゥスプリングが足の筋肉にどんな影響を与えるかは、いままであまり研究されてこなかった。 ドイツにあるケムニッツ工科大学のフレディ・ジヒティングらは、13人の被験者がトレッドミルの上を裸足で歩いたとき、またトゥスプリングの角度がそれぞれ異なるサンダルを履いて歩いたとき、足にかかる力をカメラとセンサーを使って測定した。 その結果、反りが高いほど、足の筋肉が稼働せずに済むことがわかった。 「サイエンティフィック・リポーツ」誌にこの研究結果を発表したジヒティングは言う。 「これがトゥスプリングのある靴がすごく履き心地いい理由だと考えています。かかとを上げて前に出すとき、足指の関節を安定させるために足の筋肉をあまり使わずに済むからです」 だが、この心地よさは高くつくかもしれない。この研究ではトゥスプリングの長期的な影響は測定されていないものの、ジヒティングの推測では、履き続ければ足の筋肉が弱り、靱帯などほかの部位がその役目を引き継ぐまでになるかもしれない。 そうなると、足裏の筋膜炎(土踏まずを支える帯状組織が炎症を起こし、かかとや土踏まずに激痛が走る)などの疾患にかかりやすくなるかもしれないのだ。

専門家が考える解決策は?

足病外科医でロンドン大学クイーンメアリー校で足病学を教えるトレバー・プライアは言う。 「このタイプの靴がじっさい足の機能を変化させ、エネルギーを保持させることは明らかです。それが、ランニングシューズをこのように設計するメリットなわけですから」 だが、今回示された筋力の減退とケガのリスクはあくまで理論上のものだとプライアは強調する。 とはいえ、プライアはいろいろなタイプのフットウェアを履いて、それぞれの靴特有の設計によって経年的に出てくるかもしれない悪影響を最小限に抑えることを勧めている。 これはジヒティングの“足法”ならぬ手法でもある。 「あらゆる種類の靴を履きますが、ベアフットシューズも履きます。人間の足は裸足で歩くように何百万年もかけて進化してきました。 トゥスプリングやクッション性やアーチサポートはごく最近出てきたものです。履き心地はいいんですが、そのマイナス面も気にしています。なので、足の筋肉を定期的に鍛えるよう心がけています」


September 19, 2020 at 05:00AM
https://news.yahoo.co.jp/articles/59d8bf069611007f0891767b431cb92a1a2d1575

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