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小松菜奈×坂口健太郎、藤井道人の新作「余命10年」でW主演!特報も解禁(コメントあり) - 映画ナタリー

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藤井道人の新作「余命10年」で小松菜奈坂口健太郎がダブル主演を務めることが明らかに。特報とティザービジュアルが解禁された。

「余命10年」ティザービジュアル

「余命10年」ティザービジュアル

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原作は難病により2017年2月に39歳で死去した小坂流加による同名の恋愛小説。主人公は数万人に1人という不治の病により、余命が10年であることを知った20歳の茉莉だ。生きることに執着しないよう恋だけはしないと決めていた彼女の人生が、地元の同窓会で和人と出会ったことで大きく動くさまが描かれる。

四季のパートごとに物語が展開されるため、撮影は約1年掛けて行われた。茉莉役の小松は「自分じゃないのに自分の人生の中に2つの人生を歩んだ一年は本当に何にも変えられない変えることの出来ない、かけがえのない時間が詰まっています」と回想。和人を演じた坂口は「すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました」と語っている。藤井とプロデューサーの楠千亜紀によるコメントは下記の通り。

YouTubeで公開中の特報は和人の「彼女は最後の10年を生きる。まるで人生の始まりみたいに」というモノローグで幕開け。自身の余命を悟った茉莉と生きることから逃げていた和人の人生が、出会いによって変化していくさまが切り取られた。ビデオカメラで撮られた2人の何気ない日常が次々に映し出される瞬間も。

「余命10年」は2022年春に公開。連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和と「恋はつづくよどこまでも」の渡邉真子が脚本、RADWIMPSが音楽を担当している。

小松菜奈 コメント

撮影は約一年かけて季節を追いながら、息をする事さえも丁寧に向き合って来ました。このお話しは、題名の通り、命のお話しです。もちろん、命なので軽いものではないからこそ、簡単には挑めないことも分かっていましたし、どのように伝え、どのように受けとられるのか、正直、私も演じる前はいろいろ考えました。でも、最後を見るのではなくその人が生きている過程をどう生きてあげるか。生きている証をどう刻むのか。その気持ち次第で見え方と演じ方が180°変わる、私が彼女の人生を生きようと覚悟が決まった瞬間です。カメラが回ってない時にも涙が止まらなかった事は今でも忘れません。自分じゃないのに自分の人生の中に2つの人生を歩んだ一年は本当に何にも変えられない変えることの出来ない、かけがえのない時間が詰まっています。2022年春、是非楽しみにお待ち下さい!

坂口健太郎 コメント

すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。
自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。
改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました。

藤井道人 コメント

小松さんと坂口くんと駆け抜けたこの1年間は、宝物のような時間でした。
そして、関係者試写を終えた二人の表情を観て、この映画の監督が出来て本当に幸せだなと思いました。
二人が演じた10年の月日が刻まれた「余命10年」を楽しみにしていて下さい。

楠千亜紀 コメント

小松さんは、役に向き合う為1年間に及ぶ減量に取組み、私達はその姿をただ見守るしかありませんでした。茉莉として真剣に10年を生き切った彼女を見届けて下さい。
坂口くんは、本当に20歳から30歳までの10年間を撮影したかのように声や顔、目つきまでも変化させ、和人という難しい役柄を完璧に演じ切っていました。

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(c)2022映画「余命10年」製作委員会

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