2020年09月01日15時15分
世界陸連が7月に定めた靴底の厚さに関する新規定をめぐり、国内の現場で混乱が生じている。8月23日に東京・国立競技場で行われたセイコー・ゴールデングランプリの女子1500メートルで田中希実(豊田自動織機TC)が4分5秒27の日本新記録を樹立したが、レース直前に厚さの上限を超えていると判断され、急きょ代わりの靴を用意して臨んだ。
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世界陸連は種目ごとに靴底の厚さの上限を定め、800メートル以上のトラック種目は25ミリ。7月28日以降は原則、上限を超える「厚底」を使用して出された記録は、世界記録や世界ランキングの対象外となる。ゴールデングランプリもこのルールが適用され、全トラック種目で選手の靴底の厚さが計測された。
田中は競技開始約25分前にニューバランス社製の靴が規定外と判断され、「頭が真っ白な状態」になった。父の健智コーチが宿舎へスパイクを取りに戻って間に合ったものの、危機一髪の事態。世界陸連は承認した靴のリストを公表しており、同社によると、リストに未掲載ながら社内計測では規定を満たし、世界陸連に申請中だった。
今後もリストに掲載されていない靴は、計測方法によって微妙な差が生じ、規定に沿わないと判断される可能性がある。日本選手権でも靴底の厚さを計測する予定。運営側は新型コロナウイルスの感染防止策に加え、さらに負担が増える。
日本陸連の河野匡長距離・マラソンディレクターは「現場は正直、困惑している。メーカーとも連携して対応策を検討していきたい」。選手の不安を取り除く対策が急務だ。
September 01, 2020 at 01:15PM
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「厚底」規定めぐり混乱 田中は日本新直前に靴変更―陸上 - 時事通信ニュース
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