元乃木坂46の女優西野七瀬(27)が、10月スタートのテレビ朝日系ドラマ「言霊荘」(土曜午後11時)に主演することが24日、分かった。秋の夜長らしいホラードラマに挑戦する。

女性限定マンションを舞台に、放った言葉が現実となる「言霊」に住人たちがさいなまれていく物語。西野は、底辺“ViewTuber”(動画配信者)として暮らす歌川言葉(コトハ)を演じる。友人の紹介で女性限定マンションに移り住んだことをきっかけに、マンション内の怪奇現象に巻き込まれ、「言霊」に翻弄(ほんろう)されていく役どころだ。

俳優永山絢斗(32)女優斉藤由貴(54)らが脇を固め、マンション住人役などでフレッシュな若手女優も多数出演するという。昨年4月期放送の「M 愛すべき人がいて」以来のテレビ朝日とABEMAの共同制作ドラマで、さまざまな連動企画も実施する予定だ。

18年末で乃木坂46を卒業した西野は、19年日本テレビ系ドラマ「あなたの番です」で大きな話題となり、現在も同局系「ハコヅメ~たたかう!交番女子」にレギュラー出演中と、ソロの女優として順調に活躍を続けている。今回は18年のテレビ東京系「電影少女」以来3年ぶりのドラマ主演、テレビ朝日のドラマは初出演で初主演となる。

出演に際し「主演させていただくと聞いた時はすごくびっくりしました。私自身は怖い作品が好きなのでとてもうれしかったです」とコメント。「ホラードラマではありますが、明るいコトハちゃんの存在のおかげで怖さが少し紛れて、楽しんでいただけると思います。ただ、ちょっと油断していると怖いシーンが出てくるかもしれません(笑い)。ぜひ楽しく怖がって見ていただけたらうれしいです」とアピールした。