東京パラリンピックの開会式が24日、国立競技場で行われた。開会式は、人生の逆風に立ち向かい「翼」を広げるパラ選手をイメージし、「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」のコンセプトで実施される。
開会式の中盤では、ギタリストの布袋寅泰が登場しパラスポーツの祭典を盛り上げた。伊藤若冲の絵が描かれた「デコトラ」の荷台が開くと、布袋寅泰らが登場し、演奏を披露した。
ツイッター上では「言われてみたらデコトラは日本の文化だよな」「デコトラwここにきてめっちゃ日本文化」「布袋のギターカッコいい」「若冲仕様のデコトラからまさかの布袋さん、しっかりしたストーリーと車椅子の少女の豊かな表情に引き込まれる」など好評だった。
この日昼には、都内上空を航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が飛行。パラリンピックのシンボル「スリーアギトス」に使われる赤、青、緑の3色のカラースモークで彩り、開会ムードを盛り上げた。
今大会は、161の国・地域と難民選手団を合わせ、計4403選手(内訳は男2550人、女子1853人)が参加予定。前回の2016年リオデジャネイロ大会の過去最多4328人を上回る人数となった。
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