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コーチは“話す靴” スマートシューズ最前線 - MSN エンターテイメント

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© FNNプライムオンライン

働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。

マイシューズが、マイコーチになる。

一見、普通のランニングシューズだが、ひとたび走り始めると、「ここまでのランはフォア着地が92%、ミッド着地が8%」という声が...。

アシックス スポーツ工学研究所・猪股貴志氏「こういったシューズがあると、仲間がいなくても、シューズがコーチになって支えてくれる」

スポーツメーカー大手のアシックスが先日、予約販売を始めたスマートシューズ。

最大の特徴は、足の動きを正確にとらえる高性能センサー。

それをシューズの中敷きの下に装着すると、ランナーが走っている際に、足のどの部分が接地しているかや着地の衝撃、さらに、歩幅や足の傾きなどを瞬時に計測。

しかも、スマートフォンの画面や音声で、リアルタイムにアドバイスが受けられる。

果たして、その実力は。

ランニングが趣味のスタッフが履いて走ってみることに。

音声「ランの記録を開始しました」

スタッフ「走っている感じでは、全くセンサーが入っている感じはしません。普通のランニングシューズと変わらないですね」

そして、走り始めてしばらくすると、センサーで計測したデータを音声でランナーに直接フィードバック。

さらに、修正すべきポイントを解析し、「歩幅をもっと広く!」など、今すぐに改善が必要なところをアドバイスしてくれる。

また、こうして得られたデータに、アシックスが長年蓄積してきた知識やノウハウを組み合わせ、ランナーの特徴を見える化してくれる。

実はこのスマートシューズ、withコロナ社会で大きな役割を果たすとみられている。

アシックスが世界12カ国で行った調査によると、定期的に運動をしている人のうち、75%が新型コロナウイルスの影響で、あらためて運動の大切さを感じたと回答。

73%が、コロナの収束後も、同じように走り続けたいと答えている。

アシックス スポーツ工学研究所・猪股貴志氏「昨今のコロナの影響を受けて、1人でランニングをせざるを得ない状況が増えてくるのではないか。これまでは仲間とアドバイスしあっていた時に、こういったシューズがあると、仲間がいなくても、シューズがコーチになってくれる」

1人で走っていても、1人じゃない。

ランニングの楽しみ方が、さらに広がりそう。


August 20, 2020 at 10:58PM
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%AF-%E8%A9%B1%E3%81%99%E9%9D%B4-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%9C%80%E5%89%8D%E7%B7%9A/ar-BB18bLV9

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